空手の起源は遠く琉球王朝にさかのぼり、門外不出の武術として秘密裏 に受け継がれ、また首里王城を中心とする城下町では士族のたしなみとし て伝授されました。 私共「黎明会」は、その首里手の空手を伝承する道場として2000年 8月、21世紀の時代の幕開けと共に発足し、現在神奈川県下中心に6道 場(戸塚、緑園、金沢、大和、瀬谷、泉)250余名で活動しています。 “正義なき力は無であり、力なき正義もまた無である”威風堂々の四字 を我が旗に掲げ、心の修養、身体の育成、技術の習得を武術(空手道)と し、スポーツ(空手競技)として学ぶことを主目としています。 [礼節] “礼に始まり礼に終わる”礼は他人に対する尊敬の念であり己れを持す る自重の心です。内に恭敬の心を持ち、外にこれを表現してこそ真の礼で あると考え、礼法については厳しく指導しています。 [黎明会五省] 一、 一、 人格の完成に弛まなく努める事。 一、 武の道は技術より心術と心得る事。 一、 武技に極致なし、技術の練磨を怠らぬ事。 一、 人打たず人に打たれずことなき事を基とする事。 |